ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）ってどうなの？特徴は？価格はいくらするの？と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
こんなお悩みがある方
・ニチコンってどんな会社？
・ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）の特徴は？
・トライブリッド（セパレート型）との違いは？
・対応している電気自動車は？
・どんな工事するの？
・価格はいくらするの？
・最安値で設置するには？
そんな不安を抱えている皆さんに、少しでも問題解決できるように分かりやすくニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）について解説していきます。
【この記事の信頼性】
太陽光業界に2009年から活動している管理者（営業・2種電気工事士）が、メーカーや販売業者、商社から色々情報を入手して、住宅用V2Hの勉強をしたい人向けに、失敗しない住宅用V2H導入方法の解説をしています。
この記事は、ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）の特徴、トライブリッド（セパレート型）との比較、対応車種、工事内容、価格などをお伝えしていきます。
- この記事を読むメリット
- この記事を読んで頂ければ、ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）のことがわかるのでライフスタイルに見合った選択ができ、なおかつ最安値でニチコンV2Hトライブリッド（一体型）の見積りが取れることでしょう。
ニチコンは蓄電池メーカーで、V2Hを世界で初めて開発したメーカーでトライブリッドも蓄電池メーカーの中でトップシェアです。
ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）の特徴は、電気自動車が自宅になくても蓄電池に電気を溜めれて、電気自動車があれば電気自動車に電気が溜めれます。またV2Hの補助金にも対応しています。しかしデメリットもありますので確認してきましょう。
トライブリッド（セパレート型）との違いはV2Hの仕様が大きな違いになります。
対応している電気自動車は、日産をはじめ三菱やトヨタなどが対応しています。
工事期間は2日～3日あれば設置完了できます。
ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）の価格は、約250万円〜590万円（税抜）で蓄電容量の組み合わせによって価格が変わってきます。プラス工事費が必要です。
ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）を最安価格で設置する方法は相見積もりを取ることです。エコ×エネなら人気販売施工会社の見積もりが無料で取得できますので、良ければ活用してみて下さい。
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目次
ニチコンはV2Hを得意とした会社
ニチコンは、家庭用や公共・産業用蓄電システムを取り扱っている蓄電池メーカーになります。「電気を蓄え、上手につかうテクノロジー」のトップメーカーとして、常に先の価値を提供してきています。V2Hを世界で初めて開発したメーカーでもあるので、実績や信頼性が魅力でV2Hを得意とした会社でもあります。
ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）は次世代のシステム
ニチコンのトライブリッド（一体型）は次世代のシステムになります。大きな変化を迎える社会とともに、住まいのエネルギーも変化。先進的な機能が搭載しており、太陽光発電も、蓄電池も、電気自動車も、これ1台でまとめてOKです。次世代の家庭のエネルギーマネジメントの中心に、なくてはならない革新的なシステムと言えます。
トライブリッド（一体型）のシステム構成と仕様
トライブリッド（一体型）のシステム構成と仕様について解説していきます。
トライブリッド（一体型）のシステム構成
トライブリッド（一体型）のシステム構成は、トライブリッドパワコンと蓄電池ユニット、V2Hスタンド（一体型）、リモコンで構成されています。
トライブリッドパワコン
トライブリッドパワコンは、系統との連系出⼒5.9kWに加え、自⽴出⼒5.9kVAの高出力。また、全負荷200Vを標準装備して災害時にも安心。
太陽光発電も、電気自動車への給電もこれ1台でOKです。入力回路数は4回路、最⼤入⼒8.8kW、最大短絡電流15Aと太陽光パネルとの接続機能を大幅にパワーアップ（過積載10kW）。太陽光パワコンとしても充実した機能。
蓄電池ユニット
蓄電池ユニットは、最小4.9kWhから最大14.9kWhまで、組み合わせで容量が選べる蓄電池ユニットになっています。
しかも最初は最小限にしておいて、必要な時に後から増設することも可能です。4.9kWhと7.4kWhの容量の蓄電池の組み合わせで、計4パターンの容量を選ぶことができます。
V2Hスタンド（一体型）
V2Hスタンド（一体型）は、標準5.9kWに加え、系統電⼒＋蓄電池＋太陽光発電をあわせた、最大9.9kWのハイスピードで充電が可能です。
大容量化する電気自動車の充電に対応した高機能になっています。また、電気自動車の充電だけでなく、電気自動車から家庭への給電も可能で、大容量の電気自動車の電池を家庭の蓄電池として活用できます。
リモコン
リモコンは、直感的に使えてインターネット接続でさまざまなサービスに対応しています。見守りサービスや気象警報・早期注意情報自動制御、AI自動制御があります。
- トライブリッドの仕様
トライブリッド（一体型）のメリットは8つ
トライブリッド（一体型）の特徴である8つのメリットを解説していきます。
- トライブリッド（一体型）の8つのメリット
- トライブリッドパワコン
- 豊富な蓄電容量
- 停電対応は万全
- EV車がなくても蓄電池に充電
- 電気自動車へエレムーブ
- 後から買い足しができる
- 無料のネットワークサービス
- 補助金の対象
トライブリッドパワコン
将来のことを考えることができるのがトライブリッドパワコンです。従来のパワコンは、太陽光発電のみの管理やハイブリッドパワコンなら太陽光と蓄電池の管理ができますが、トライブリッドパワコンはV2Hも加えて管理することが可能になっています。
豊富な蓄電容量
蓄電容量も豊富で、4.9kWhと7.4kWhを組み合わせて増やしていくことができます。それぞれ2つまで設置が可能で、9.9kWhと14.9kWhの4パターンからお選ぶことが可能です。
停電対応は万全
災害などで停電したときも蓄電システムもあるので、停電時は万全です。また、ご家庭に電気自動車があれば溜まっている電気も使えるので、長時間の停電もOK。
EV車がなくても蓄電池に充電
トライブリッドは電気自動車が外出していても蓄電池があるので、発電した電気を充電することができます。
蓄電池がなければ発電時に余った電気をためておけないので、日中に電気自動車を使う方は発電した電気を昼間に充電できません。
電気自動車へエレムーブ
蓄電池に溜まっている電気を夜間に電気自動車に充電することができます。これを得れムーブと言います。昼間に蓄電池に電気を溜めて、溜めた電気を夜間電気自動車に充電すれば効率がエネルギー自給率がアップします。
後から買い足しができる
最小限から始めて、ライフステージに合わせて買い足ししていくことが可能です。まずは太陽光発電のみ設置し、次に蓄電池ユニットを設置さらに蓄電池ユニットを増設して、最後にV2Hを設置していくことができます。
無料のネットワークサービス
無料のネットワークサービスも充実しています。過去のデータをもとにニチコンが独自開発したAI自動制御サービスや、気象警報発令時などに自動的に蓄電池を充電する気象警報自動制御などのサービスが無料で受けれます。
見守りサービス
見守るサービスは、安心して蓄電システムを仕様することができます。蓄電システムのエラー発生状況を見守るだけでなく、機器のソフトウェア更新や今後の新しいサービスをネットワーク経由で提供してくれます。
気象警報・早期注意情報自動制御
お住まいの地域に気象警報や早期注意情報[高]が発表されたら、自動で蓄電システムを充電して停電に備えてくれるサービスです。
- 気象警報自動制御（対象となる警報）
- 【警報】 大雨、洪水、暴風、暴風雪、大雪、高潮（波浪は除く）、【特別警報】 大雨、暴風、暴風雪、大雪、高潮（波浪は除く）
- 早期注意情報自動制御（対象となる警報）
- 早期注意情報[高]（早期注意情報[中]は除く）
AI自動制御
翌日の「天気情報」、「発電量」、「電力使用状況」を予測して、「余剰電力量」を算出し、卒FITユーザー向けに最適な蓄電システムの運転設定を自動で行ってくれるサービスです。
補助金の対象
ニチコンのトライブリッドはV2Hも搭載しているので補助金の対象になります。
【最新版】住宅用V2Hの補助金情報を解説/国・各自治体も公開
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トライブリッド（一体型）のデメリットは3つ
トライブリッド（一体型）のデメリットは3つありますので解説していきます。
- トライブリッド（一体型）の3つのデメリット
- 価格が高い
- 広い設置場所が必要
- ローン審査が通りにくい
価格が高い
ニチコンのトライブリッドは価格が高いのがデメリットになってきます。トライブリッドパワコンは機能が豊富なので、通常のパワコンやハイブリッドパワコンより費用が高いです。また蓄電池も搭載でV2Hもあるので費用は上がっていきます。しかしその分システム自体はフル装備です。
広い設置場所が必要
設置していくシステムが多いので、広い設置場所が必要になってきます。トライブリッドパワコンも寸法が大きく、蓄電池の設置場所の確保も必要です。またV2Hは駐車場に設置していくので、場所の確保が難しいケースも出てくることでしょう。
ローン審査が通りにくい
ニチコンのトライブリッドは価格が高いので、ローン審査が通りにくいといったデメリットも出てきます。電気自動車の車種にもよりますが、例えば電気自動車をローンで購入して、その後にトライブリッドをローンで購入すると大きな費用になります。現金購入の場合は大丈夫です。
トライブリッド（セパレート型）との違いはV2Hの仕様
トライブリッドの一体型ってセパレート型と何が違うのか気になる方もいますので、解説していきます。トライブリッドの一体型とセパレート型の違いはV2Hの仕様になります。V2Hの機能としては電気自動車に溜まっている直流電力をV2Hで交流電力に変換しご家庭で使えたり、その逆の交流電力を直流電力に変換し電気自動車に電気を溜めたりできるのがV2Hになります。なので、機能部分とケーブルが一体になっているのが、トライブリッド（一体型）で機能部分とケーブルが別々になっているのがトライブリッド（セパレート型）になります。
- トライブリッド（一体型）
- トライブリッド（セパレート型）
対応している電気自動車
ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）に対応している電気自動車ってどこがあるのか紹介していきます。
日産自動車株式会社
V2Hに対応した日産の電気自動車はこちらになります。
・リーフ ・e-NV200 ・サクラ ・アリア
三菱自動車工業株式会社
V2Hに対応した三菱の電気自動車はこちらになります。
・eKクロスEV ・i-MiEV ・MINICAB-MiEV ・MINICAB-MiEV TRUCK ・エクリプスクロス(PHEVモデル) ・アウトランダーPHEV
トヨタ自動車株式会社
V2Hに対応したトヨタの電気自動車はこちらになります。
・プリウスPHV ・MIRAI ・bZ4X・クラウンSPORT RS・レクサス RZ450e・レクサス UX300e
本田技研工業株式会社
V2Hに対応したホンダの電気自動車はこちらになります。
・Honda e
株式会社SUBARU
V2Hに対応したスバルの電気自動車はこちらになります。
・SOLTERRA
マツダ株式会社
V2Hに対応したマツダの電気自動車はこちらになります。
・MAZDA MX-30 EV MODEL・MAZDA CX-60 PHEV
BYD
V2Hに対応したBYDの電気自動車はこちらになります。
・BYD ATTO 3・BYD DOLPHIN・BYD DOLPHIN Long Range
Hyundai
V2Hに対応したHyundaiの電気自動車はこちらになります。
・IONIQ5
メルセデス・ベンツ
V2Hに対応したメルセデス・ベンツの電気自動車はこちらになります。
・EQS ・EQS SUV・EQE・EQE SUV
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運転機能モード
トライブリッド（一体型）の運転モードって、どんなモードがあるのか解説していきます。
グリーンモード
太陽光で発電した電力の余剰分を蓄電池と電気自動車に充電しご家庭で使います。電力会社から電気をなるべく買わず、自家消費を目指したモードです。もっと最適に自家消費したい方はAI自動制御サービスがおすすめになります。
EVモード
日中に電気自動車がご家庭にある時は太陽光で発電した電力をすべて電気自動車に充電します。日中に電気自動車が自宅になければ蓄電池に充電し、電気自動車が繋がれば自動でエレムーブ充電するモードです。
売電モード
太陽光で発電した電力の余剰分をすべて売電するモードになります。太陽光売電効果の高い「押し上げ効果なし」に対応しています。
トライブリッド（一体型）の施工方法
トライブリッド（一体型）ってどんな工事をしていくのか気になりますよね。ここでは施工方法の手順を載せておきます。一概にこの順番通りに工事をする内容ではないです。工事内容によって順番は異なりますので、参考程度にしてみてください。
- V2Hの施工方法
- トライブリッドパワコンの設置
- 蓄電池の設置
- V2Hスタンド（一体型）の基礎工事
- V2Hスタンド（一体型）の設置
- モニターの設置
- ブレーカーの取り付け
- 配線工事
- 停電用の分電盤
ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）の価格
ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）の価格をお伝えしていきます。ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）の価格は、蓄電池なしが250万円、蓄電容量4.9kWhが370万円、蓄電容量7.4kWhが420万円、蓄電容量9.9kWhが490万円、蓄電容量14.9kWhが590万円になります。
- トライブリッド（一体型）の価格
 システム型番 | トライブリッド パワコン | 蓄電容量 | V2Hスタンド （一体型） | 室内リモコン | 価格（税抜） |
| ES-T3 | ES-T3 | なし | ES-T3V1 | ES-R6 | ￥2,500,000 |
| ESS-T3S1 | ES-T3 | 4.9kWh | ES-T3V1 | ES-R6 | ￥3,700,000 |
| ESS-T3M1 | ES-T3 | 7.4kWh | ES-T3V1 | ES-R6 | ￥4,200,000 |
| ESS-T3L1 | ES-T3 | 9.9kWh | ES-T3V1 | ES-R6 | ￥4,900,000 |
| ESS-T3X1 | ES-T3 | 14.9kWh | ES-T3V1 | ES-R6 | ￥5,900,000 |
トライブリッド（一体型）の工事費
ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）の商品価格を説明してきました。次に工事費用になります。ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）の工事費用は約50万円〜70万円が工事費用の相場になります。もちろん工事内容は各ご家庭によって変わりますので、詳細見積もりが知りたい方は、見積もりを取ることをおすすめします。
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ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）を最安価格で設置する方法
ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）を最安値で設置する方法は、相見積もりをとることです。相場や工事内容が明確化しているのであれば問題ないですが、各ご家庭によって工事内容が違ってきたり、工事業者によっても工事内容は違います。なので、相見積もりをとることによって、お客様目線で説明してくれる優良販売施工店を探すことが重要になります。エコ×エネなら人気販売施工会社の見積もりが無料で取得できますので、良ければ活用してみて下さい。
まとめ
今回は、ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）について解説してきました。ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）は蓄電池なし、蓄電容量4.9kWh、蓄電容量7.4kWh、蓄電池容量9.9kWh、蓄電容量14.9kWhで5種類あります。
トライブリッド（一体型）のメリットは8つあり、デメリットは3つあります。
- トライブリッドパワコン
- 豊富な蓄電容量
- 停電対応は万全
- EV車がなくても蓄電池に充電
- 電気自動車へエレムーブ
- 後から買い足しができる
- 無料のネットワークサービス
- 補助金の対象
- 価格が高い
- 広い設置場所が必要
- ローン審査が通りにくい
トライブリッド（セパレート型）との違いはV2Hの仕様が違います。一体型は機能部分とケーブルが一体になっていますが、セパレート型は機能部分とケーブルが分かれています。
対応している電気自動車は、日産をはじめ三菱やトヨタなどが対応しています。
工事期間は2日～3日あれば設置完了できます。
ニチコンV2Hのトライブリッド（一体型）の価格は、約250万円〜590万円（税抜）で蓄電容量の組み合わせによって価格が変わり、プラス工事費が必要になってきます。
ニチコンV2Hのトライブリット（一体型）を最安値で設置する方法は、相見積もりをとることです。各ご家庭によって工事内容は違いますし、工事業者によっても提案内容が異なります。エコ×エネなら人気販売施工会社の見積もりが無料で取得できますので、良ければ活用してみて下さい。
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監修
- エコアドバイザー
- 『誠実さ・正直に・価値提供』という思いでみんエネ倶楽部を運営しています。営業経験やメーカーの情報、施工業者の情報など1次情報をはじめ、住宅用V2Hのお得な情報や正しい情報など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。住宅用V2Hのことでお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。
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