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V2Hのデメリットは5つある!メーカーや対応車種も解説

V2Hはどんなデメリットがあるの?各V2Hメーカーのデメリットは?と思っている方多いのではないでしょうか?

こんなお悩みがある方

・V2Hのデメリットは?

・各V2Hメーカーのデメリットは?

そんな不安を抱えている皆さんに、少しでも問題解決できるように分かりやすく住宅用V2Hのデメリットについて解説していきます。

管理者
管理者

【この記事の信頼性】

太陽光業界に2009年から活動している管理者(営業・2種電気工事士)が、メーカーや販売業者、商社から色々情報を入手して、住宅用V2Hの勉強をしたい人向けに、失敗しない住宅用V2H導入方法の解説をしています。

この記事は、住宅用V2Hのデメリット、各V2Hメーカーのデメリット、対応車種、設置費用、補助金についてお伝えしていきます。

この記事を読むメリット
この記事を読んで頂ければ、住宅用V2Hのデメリットがわかるので、自分の家に合うか合わないかがわかります。

V2Hのデメリットは5つあります。

  1. 電気自動車が必要
  2. 対応車種が限られる
  3. バッテリー劣化
  4. 設置場所の確保がいる
  5. 設置費用がかかる

しかしV2Hにもメリットはあります

各V2Hメーカーにもデメリットがありますので、しっかりと把握しライフスタイルに合わせて選んでいくようにしていきましょう。V2Hに対応している車種は、日産・三菱・トヨタ・ホンダなどがあります。

設置費用に関しては、各ご家庭の状況によりますが約25万円~40万円になります。補助金も出ていますので活用していきましょう。エコ×エネなら人気販売施工会社の見積もりが無料で取得できますので、良ければ活用してみて下さい

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そもそもV2Hってなに?

そもそもV2Hってなに?と思う方もいると思うので解説しておきます。

V2Hとは
「Vehicle to home」(ビークル トゥ ホーム)の略称で、「乗り物(Vehicle)から家(home)へ」という意味になります。電気自動車に蓄えられた電気を家に送ったり、電力会社の電気や、太陽光発電の電気を電気自動しに蓄えたりできる充放電設備になります。

V2Hの仕組み

V2Hの電気の仕組みを知っておきましょう。全体像がイメージできれば電気の流れもわかることでしょう。

太陽光発電で発電した電気をご家庭で使用し、余った電気はV2Hを通して電気自動車に貯めることができます。また曇りや雨の時は、電力会社の電気もV2Hを通して電気自動車に溜めることができます。そして、電気自動車に溜まっている電気はV2Hを通してご家庭で使うことも可能です。

V2Hの機能

V2Hの機能としては変換機になります車に溜まっている直流電力をV2Hで交流電力に変換しご家庭で使えたり、その逆の交流電力を直流電力に変換し電気自動車に電気を溜めたりできるのがV2Hということになります。イメージで言いますと、太陽光発電で使用するパワーコンディショナの役目と一緒です。電気自動車バージョンと思っていただければ良いでしょう。それに付加価値がついて停電時にも電気自動車の電気を使うことも可能です。

V2Hのデメリット5選

では、V2Hってどんなデメリットがあるのでしょうか?実はデメリットは5つあります。

V2Hのデメリット5選

  • 電気自動車が必要
  • 対応車種が限られる
  • バッテリー劣化
  • 設置場所の確保がいる
  • 設置費用がかかる

電気自動車が必要

V2Hは電気自動車に電気を溜めたり、住宅に電気を送るシステムなので電気自動車が必要です。なので、電気自動車を持っていない方はV2Hを持つ必要性がないのです。しかし、時代的には電気自動車に向いていますので、検討していく方も増えてくることでしょう

対応車種が限られる

電気自動車の車種が少ないので、V2H対応車種が限られるという点があります。しかし、これから時代が進み電気自動車が増えてくれば問題解決できることでしょう

バッテリー劣化

電気自動車は、バッテリを搭載しているので劣化が生じてきますバッテリーは何度も充電と放電を繰り返していくと徐々に寿命が減ってくるのです

バッテリー劣化のを抑える工夫
充放電の回数を減らしたり、たまには普通充電を行うことによってリスク軽減できることでしょう。

設置場所の確保がいる

V2Hは屋外設置で駐車場付近に設置するので設置場所の確保が必要になります。V2Hを設置する予定があれば、家を建てる際、買う際にスペースの確保をしていきますが、なかなかそういう方は少なかったことでしょう。これからは電気自動車の普及が見込まれていますので、確保していく方が増えてきそうですね

設置費用がかかる

V2Hは設置費用がかかります商品を購入して設置するだけではなく電気工事が必要になります。なので、各ご家庭の状況によっては設置費用が異なってきます。長く毎日使用するものなので、設置費用は安いに越したことはないですが、転倒や水災などに気を配りながら設置していきましょう

V2Hのメリットは8つ

もちろんメリットもあります。デメリットがあればメリットもあります。しっかり確認しておきましょう。

V2Hのメリット8選

  • 電気代の削減ができる
  • 停電時でも電気が使える
  • 電気自動車(EV車)に充電できる
  • EV車に溜まっている電気を家で使える
  • 蓄電容量が大きい
  • 充電時間が早い
  • 太陽光発電の余剰電力を有効活用できる
  • 環境に良い

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各V2Hのメーカーのデメリット

ここからは住宅用V2Hメーカーのデメリットについて解説していきます。住宅用V2Hメーカーはニチコン・デンソー・東光高岳があります。各メーカーによってデメリットが違いますので説明していきます。

ニチコンV2Hのデメリット

ニチコンのV2Hはトップシェアで人気があります。主なデメリットとしては対応車種が少ないといった点です。

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スタンダード(N7)
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プレミアム
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ニチコンV2Hのデメリット

  • 電気自動車のバッテリ劣化
  • 対応車種が少ない
  • 操作がめんどくさい
  • 停電時の操作が大変
  • 電気自動車が必要

長府工産V2Hのデメリット

長府工産のV2HはニチコンのトライブリッドのOEMで販売しています。主なデメリットとしては価格が高いといった点です。

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リブタワープラス
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長府工産V2Hのデメリット

  • 価格が高い
  • 広い設置場所が必要
  • ローン審査が通りにくい

デンソーV2Hのデメリット

デンソーのV2HはニチコンのプレミアムモデルをOEMで販売しています。主なデメリットとしてはラインナップが1つという点です。

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デンソーV2Hのデメリット

  • ランナップが1つ
  • 電気自動車のバッテリ劣化
  • 対応車種が少ない
  • 停電時の操作が大変
  • 電気自動車が必要

東光高岳V2Hのデメリット

東光高岳のV2Hは急速充電器の技術を活かしてV2Hを販売しています。主なデメリットはランナップが1つという点です。

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(CFD1-B-V2H1)
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東光高岳V2Hのデメリット

  • ランナップが1つ
  • 電気自動車のバッテリ劣化
  • 対応車種が少ない
  • 最大出力が少ない
  • スマホ操作はできない
  • 電気自動車が必要

V2Hに対応している車種は?

V2Hに対応してる電気自動車の車種も気になる方が多いので、解説していきます。

日産の電気自動車

V2Hに対応した日産の電気自動車はこちらになります。

  • リーフ
  • e-NV200
  • アリア
  • サクラ

三菱の電気自動車

V2Hに対応した三菱の電気自動車はこちらになります。

  • i-MiEV
  • MINICAB-MiEV
  • エクリプスクロス(PHEVモデル)
  • アウトランダーPHEV
  • eKクロスEV

トヨタの電気自動車

V2Hに対応したトヨタの電気自動車はこちらになります。

  • プリウスPHV
  • MIRAI
  • bZ4X
  • LEXUS RZ450e
  • LEXUS UX300e

ホンダの電気自動車

V2Hに対応したホンダの電気自動車はこちらになります。

  • Honda e

スバルの電気自動車

V2Hに対応したスバルの電気自動車はこちらになります。

  • SOLTERRA

BYD Auto Japanの電気自動車

V2Hに対応したBYD Auto Japanの電気自動車はこちらになります。

  • ATTO 3
  • DOLPHIN
  • DOLPHIN Long Range

Hyundaiの電気自動車

V2Hに対応したHyundaiの電気自動車はこちらになります。

  • IONIQ5

メルセデス・ベンツの電気自動車

V2Hに対応したメルセデス・ベンツの電気自動車はこちらになります。

  • EQS
  • EQE
  • EQS SUV
  • S 580 e 4MATIC long

V2Hの設置費用

設置工事の相場価格について解説していきます。V2Hは商品を設置して工事が必要になってきます。V2Hの工事は電気工事になりますので、専門資格を持った電気工事士が工事を行っていきますV2Hの設置工事の費用は約25万円〜40万円が相場価格になってきますただし、ご家庭によってはさらに追加費用がかかることもありますので、正確な価格が知りたい方は、何社か相見積もりを取って自分の家の相場価格を知ると良いでしょう

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補助金を使おう

V2Hを導入する際、国や各自治体から補助金が出ています。国と各自治体では補助額や条件が違いますので、確認しておきましょう。

主催補助上限額公式HP
経済産業省設備費:上限75万円(補助率1/2)
工事費:上限40万円(個人)
詳細を見る
Sii(環境共創イニシアチブ)・V2H本体:上限75万円(補助率1/2)
・工事費:上限40万円(定額)
・実証協力金: 6万円
詳細を見る

まとめ

今回は、V2Hのデメリットについて解説してきました。V2Hのデメリットは5つあります。

  1. 電気自動車が必要
  2. 対応車種が限られる
  3. バッテリー劣化
  4. 設置場所の確保がいる
  5. 設置費用がかかる

もちろんデメリットばかりではなく、メリットもありますので確認しておきましょう。

各V2Hメーカーのデメリットもありますが、特徴が違うのでライフスタイルに合わせて選んでいきましょう。エコ×エネなら人気販売施工会社の見積もりが無料で取得できますので、良ければ活用してみて下さい

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監修

エコアドバイザー
『誠実さ・正直に・価値提供』という思いでみんエネ倶楽部を運営しています。営業経験やメーカーの情報、施工業者の情報など1次情報をはじめ、住宅用V2Hのお得な情報や正しい情報など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。住宅用V2Hのことでお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

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