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【2023年最新版】V2Hで人気おすすめ7機種を紹介!選ぶコツも解説

住宅用V2Hで人気の機種が知りたいと思っていませんか?どこのメーカーでどの機種が人気なのか、気になることでしょう。

こんなお悩みがある方

・住宅用V2Hで人気おすすめ機種が知りたい

・V2Hを選ぶコツが知りたい

そんな不安を抱えている皆さんに、少しでも分かりやすく住宅用V2Hで人気おすすめ機種についてまとめています。

管理者
管理者

【この記事の信頼性】

太陽光業界に2009年から活動している管理者(営業・2種電気工事士)が、メーカーや販売業者、商社から色々情報を入手して、住宅用V2Hの勉強をしたい人向けに、失敗しない住宅用V2H導入方法の解説をしています。

この記事は、住宅用V2Hで人気おすすめ機種について、各機種ごとに解説しています。

この記事を読むメリット
この記事を読んで頂ければ、人気おすすめ機種が分かりますので、選ぶ際の参考になることでしょう。

住宅用V2Hで人気おすすめ機種は7つあります。ニチコンからスタンダードモデル、プレミアム、プレミアムPlusとオムロンのV2X、長府工産のリブタワープラス、長州産業のスマートPVエボ、最後にパナソニックのエネプラットになります。

V2Hを使うために必要なものは、V2H対応の電気自動車(EV車)が必要になります。V2Hを選ぶコツは、10項目ありますのでライフスタイルに合わせて選択していくと良いでしょう

V2Hは補助金の活用もできます。そして、安く導入するには相見積もりを取ることです。エコ×エネなら人気販売施工会社の見積もりが無料で取得できますので、良ければ活用してみて下さい

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V2Hとは

V2Hとは、「Vehicle to home」(ビークル トゥ ホーム)の略称で、「乗り物(Vehicle)から家(home)へ」という意味になります。電気自動車に蓄えられた電気を家に送ったり、電力会社の電気や、太陽光発電の電気を電気自動しに蓄えたりできる充放電設備になります。

V2Hの仕組み

V2Hの電気の仕組みを知っておきましょう。全体像がイメージできれば電気の流れもわかることでしょう。

太陽光発電で発電した電気をご家庭で使用し、余った電気はV2Hを通して電気自動車に貯めることができます。また曇りや雨の時は、電力会社の電気もV2Hを通して電気自動車に溜めることができます。そして、電気自動車に溜まっている電気はV2Hを通してご家庭で使うことも可能です。

V2Hの機能

V2Hの機能としては変換機になります車に溜まっている直流電力をV2Hで交流電力に変換しご家庭で使えたり、その逆の交流電力を直流電力に変換し電気自動車に電気を溜めたりできるのがV2Hということになります。イメージで言いますと、太陽光発電で使用するパワーコンディショナの役目と一緒です。電気自動車バージョンと思っていただければ良いでしょう。それに付加価値がついて停電時にも電気自動車の電気を使うことも可能です。

V2Hの特徴

V2Hの大きな特徴がありますので紹介していきます。その特徴は「電気代の削減ができる」、「非常用電源として活用」ができる点です。

上手にモードを活用して電気代の削減ができる

まずはV2Hがあることで電気代の削減ができるということです。

例えば電気料金の安い夜間にEV車に充電し、それを昼間に使うことで電気代を節約することができます。いわゆる蓄電池の代わりになるってことです。

卒FITの場合なら売電単価が安いので、売るよりEV車に電気を溜めて使った方がお得です。その分電力会社から電気を買わなくて済みますので電気代を抑えれます

これは上手にモードを活用すれば電気代を大幅に下げることができます

EV車が蓄電池変わりで非常用電源として活用

V2HはEV車の電気を使って非常用電源としても活用できます。停電が起きれば家の電気は真っ暗になりますが、V2HとEV車を繋いで停電用に切り替えれば家中の電気が使えるようになります

災害は今どこでいつ起きるか分からないご時世ですので、安心して過ごすことができるでしょう。

V2Hのメリット

V2Hのメリットも紹介します。V2Hのメリットは8つあります。

V2Hのメリット8選

  • 電気代の削減ができる
  • 停電時でも電気が使える
  • 電気自動車(EV車)に充電できる
  • EV車に溜まっている電気を家で使える
  • 蓄電容量が大きい
  • 充電時間が早い
  • 太陽光発電の余剰電力を有効活用できる
  • 環境に良い

V2Hのデメリット

V2Hのデメリットもありますので、確認しておきましょう。

V2Hのデメリット5選

  • 電気自動車が必要
  • 対応車種が限られる
  • バッテリー劣化
  • 設置場所の確保がいる
  • 設置費用がかかる

【2023年】V2Hで人気おすすめ7機種

2023年で人気のあるV2Hの紹介をしていきます。住宅用V2Hで人気がある機種は7つあります。まずはニチコンから出ている3機種(スタンダード、プレミアム、プレミアムPlus)、次にオムロンのV2X、長府工産のリブタワープラス、長州産業のスマートPVエボ、最後にパナソニックのエネプラットになります。ではどんな特徴があるのか説明してきます。

人気5機種の比較
機種充電出力
(連系時)
放電出力
(自立時)
操作方法停電対応保証年数


スタンダード
6kW未満3kVA未満本体特定負荷2年

プレミアム
6kW未満6kW未満本体+
スマホ
全負荷5年

プレミアムPlus
6kW未満6kW未満本体+
スマホ
全負荷5年

V2X
6kW未満6.0kVAリモコン全負荷10年

リブタワープラス
5.9kW5.9kVAリモコン全負荷15年 / 20年

スマートPVエボ
6kW6.0kVAモニタ全負荷15年

エネプラット
6kW6kVAモニタ全負荷15年

ニチコンV2Hのスタンダードモデル

ニチコンV2Hのスタンダードモデルは2種類あります。ケーブルの長さが3.7mと7.5mの2つ。

スタンダードモデルの種類
ラインナップタイプ充電ケーブルの長さサイズ(幅・高さ・奥行)本体質量自立運転時出力停電対応通常時の操作方法停電時の操作方法いたずら防止機能保証年数

VCG -663CN3
系統連系型3.7m809mm
855mm
337mm
88kg3kVA未満特定負荷本体スイッチEV車と本体なし2年

VCG -663CN7
系統連系型7.5m809mm
855mm
337mm
91kg3kVA未満特定負荷本体スイッチEV車と本体なし2年

ケーブルの長さが違うだけで、他の機能や仕様は同じになります。

ニチコンV2Hのプレミアムモデル

ニチコンV2Hのプレミアムモデルは4種類あります。設置状況によって違う沖縄離島向けと通信環境によって変わるタイプがあります。

プレミアムモデルの種類
ラインナップタイプ充電ケーブルの長さサイズ(幅・高さ・奥行)本体質量自立運転時出力停電対応通常時の操作方法停電時の操作方法いたずら防止機能保証年数

Wi-Fi仕様
系統連系型7.5m809mm
855mm
337mm
91kg6kVA未満全負荷本体スイッチ+スマホEV車と本体あり5年

LAN仕様
系統連系型7.5m809mm
855mm
337mm
91kg6kVA未満全負荷本体スイッチ+スマホEV車と本体あり5年

Wi-Fi仕様
(沖縄・離島向け)
系統連系型7.5m809mm
855mm
337mm
91kg6kVA未満全負荷本体スイッチ+スマホEV車と本体あり1年

LAN仕様
(沖縄・離島向け)
系統連系型7.5m809mm
855mm
337mm
91kg6kVA未満全負荷本体スイッチ+スマホEV車と本体あり1年

通信仕様が違うのと離島かどうかで選んでいくようになります。ご家庭の通信環境が無線LANであればWi-Fi仕様で良いです。確認しておきましょう。沖縄・離島は保証が1年になります。

ニチコンV2HのプレミアムPlusモデル

ニチコンV2HのプレミアムPlus(プラス)モデルは4種類あります。通信仕様とケーブルの長さによって型番が変わってきます。

プレミアムPlusの種類
ラインナップタイプ通信/CTケーブル通信仕様充電ケーブルの長さサイズ(幅・高さ・奥行)本体質量自立運転時出力停電対応通常時の操作方法停電時の起動操作いたずら防止機能保証年数

VCG-666CN7K-1WH30
系統連系型30m/30mWi-Fi仕様7.5m809mm
855mm
337mm
91kg6kVA未満全負荷本体スイッチ+スマホUPSあり5年

VCG-666CN7K-1WH50
系統連系型50m/50mWi-Fi仕様7.5m809mm
855mm
337mm
91kg6kVA未満全負荷本体スイッチ+スマホUPSあり5年

VCG-666CN7K-1LH30
系統連系型30m/30mLAN仕様7.5m809mm
855mm
337mm
91kg6kVA未満全負荷本体スイッチ+スマホUPSあり5年

VCG-666CN7K-1LH50
系統連系型50m/50mLAN仕様7.5m809mm
855mm
337mm
91kg6kVA未満全負荷本体スイッチ+スマホUPSあり5年

通信仕様が違うのとケーブルの長さによって選んでいくようになります。ご家庭の通信環境が無線LANであればWi-Fi仕様で良いです。確認しておきましょう。

オムロンV2XのKPEP-Aシリーズ

オムロンV2Xのモデルは、KPEP-Aシリーズになります。変換器とケーブルが別々になっているため、省スペースでスタイリッシュです

V2X
ラインナップタイプ充電ケーブルの長さ自立運転時出力停電対応操作方法保証年数詳細HP

V2X
系統連系型7.5m6.0kVA全負荷リモコン10年詳細を見る

長府工産V2Hのリブタワープラス

長府工産V2Hのモデルは、リブタワープラスになります。ニチコンのトライブリッドのOEMで保証が20年まで延ばせるのが特徴です。

リブタワープラス
ラインナップタイプ充電ケーブルの長さ自立運転時出力停電対応操作方法保証年数詳細HP

リブタワープラス
系統連系型7.5m6kW未満全負荷リモコン15年 / 20年詳細を見る

長州産業V2HのスマートPVエボ

長州産業V2HスマートPVエボモデルになります。パナソニックのエネプラットと同等のモデルになります

スマートPVエボ
ラインナップタイプ充電ケーブルの長さ蓄電池ユニット自立運転時出力停電対応操作方法保証年数詳細HP

スマートPVエボ
系統連系型7.5m6.3kWh / 12.6kWh6.0kVA全負荷ネットリモコン15年詳細を見る

パナソニックのエネプラットとの違いは「価格」の違いが特徴です。

パナソニックV2Hのエネプラット

パナソニックV2Hのエネプラットは蓄電池と組み合わせて使用する商品になります。イメージとしてはニチコンのトライブリッドといったところでしょう。

エネプラット
機種タイプ充電ケーブルの長さ蓄電池ユニット自立運転時出力操作方法停電対応保証年数詳細HP


エネプラット
系統連携型7.5m3.5kWh / 6.3kWh / 6.7kWh / 10.2kWh / 12.6kWh / 13.4kWh6.0kVA液晶パネル全負荷15年詳細を見る

ニチコンのEVパワーステーションとはシステム構成が違うタイプになります。

V2Hを使うために必要なもの

V2Hを使うために必要なものは、V2Hに対応してる電気自動車(EV車)が必要になります。なので、対応している電気自動車メーカーを紹介してきます。

V2Hに対応している電気自動車メーカー
  • 日産
  • 三菱
  • トヨタ
  • ホンダ
  • スバル
  • BYD
  • Hyundai
  • ベンツ

V2Hメーカーによって非対応の対応車種もありますので、確認は必要です。

太陽光発電があればV2Hの効果は抜群

V2Hは太陽光発電との組み合わせが抜群に良いです。V2Hを使って電気自動車を充電する場合、電力会社から電気を買って充電するのか、太陽光発電で発電した電気を使って充電するのかで電気料金が大幅に変わってきます。これから電気代が上がっていけば、ますます経済的メリットの差は広がっていきます。なので、太陽光発電が設置できるご家庭は、この機会に検討してみても良いでしょう

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V2Hを選ぶコツ

V2Hを選ぶコツは、ライフスタイルで選ぶことです。ご家庭によって生活リズムや家電製品の設備はまちまち。なので、ご自身のライフスタイルで選択することが良い選択につながってきます。

例えば、操作は楽が良い、太陽光発電の余剰電力を効率よく使いたい、停電時に安心したいとなればニチコンV2Hのプレミアムモデルに向いているでしょう

ただ、どんな機能があるのか分からなければ、ライフスタイルに当てはめていけませんので、ポイント項目を載せておきます。参考にしてみてください。

ポイント項目内容
タイプ「非系統連系型」と「系統連系型」があり、停電時に電力会社、蓄電池、太陽光の電力を同時に使用できるかに関係
サイズ設置場所に関係
塩害仕様塩害地域に関係
耐浸水性浸水に関係
倍速充電充電時間に関係
定格出力停電時に一度に使える電力に関係
停電対応「特定負荷」と「全負荷」があり、停電時に使える場所に関係
操作方法V2Hの操作に関係
保証年数故障した年数に関係
価格導入費用に関係

詳しくは下記の記事で解説しています。

V2Hと蓄電池はどっちが良いの?

よくある質問なのが、V2Hと家庭用蓄電池だったらどちらが良いの?という内容です。結論から言いますと電気自動車を持参しているご家庭ならV2Hがおすすめになります。しかし、電気自動車を持っていないのなら家庭用蓄電池の選択になってきます。V2Hは電気自動車の充放電設備なので電気自動車がなければ意味がないです。また、太陽光発電があればなおさらV2Hが良いですね。余剰電力を電気自動車に貯めることができるので、電力会社から電気を買わなくて済みます。

V2Hは補助金を活用しよう

V2Hは国や各自治体から補助金が出ています。国と各自治体では補助額や条件が違いますので、確認しておきましょう。

V2Hに対して国の補助金
主催名称補助上限額公式HP
経済産業省CEV補助金・設備費:上限75万円
・工事費:上限40万円(個人)
詳細を見る
Sii(環境共創イニシアチブ)DP補助金・V2H本体:上限75万円
・工事費:上限40万円
・実証協力金:6万円
詳細を見る
V2Hに対して東京都の補助金
自治体公募期間補助上限額公式HP
東京都令和4年4月27日~令和5年2月28日設置費の1/2
(上限50万円)
詳細を見る

V2Hを安く導入するコツ

V2Hを安く導入するには相見積もりを取ることです。V2Hの価格は販売店によってまちまちです。ですから高いのか安いのかは1社ではわかりません。なので、せめて3社は見積もりを取ることが必要になってきます。また、一貫体制であれば販売、工事、アフターも安心できると思いますので、自社工事かどうかも聞くようにしましょう。エコ×エネなら人気販売施工会社の見積もりが無料で取得できますので、良ければ活用してみて下さい

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まとめ

今回は、住宅用V2Hの人気おすすめ機種について解説してきました。

住宅用V2Hで人気おすすめ機種は7つあり、ニチコンからスタンダードモデル、プレミアム、プレミアムPlus、オムロン、長府工産、長州産業、パナソニックになります。

V2Hを使うために必要なものは、V2H対応の電気自動車(EV車)が必要になります。V2Hを選ぶコツは10項目あり、タイプ・サイズ・塩害仕様・耐浸水性・倍速充電・定格出力・停電対応・操作方法・保証年数・価格になりますのでライフスタイルに合わせて選択していくと良いでしょう

V2Hは国や各自治体から補助金が出ていますので、上手に活用していきましょう。そしてお得に導入するには相見積もりを取ることをお勧めします。エコ×エネなら人気販売施工会社の見積もりが無料で取得できますので、良ければ活用してみて下さい

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監修

エコアドバイザー
『誠実さ・正直に・価値提供』という思いでみんエネ倶楽部を運営しています。営業経験やメーカーの情報、施工業者の情報など1次情報をはじめ、住宅用V2Hのお得な情報や正しい情報など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。住宅用V2Hのことでお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

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