補助金

【2024年度】令和6年度で住宅用V2Hの補助金情報を解説/国・各自治体も公開

V2Hに補助金ってあるの?どこから出ているの?補助額はいくら?と思っている方多いのではないでしょうか?

こんなお悩みがある方

・V2Hの補助金ってなに?

・今、補助金って出ているの?

・どこから補助金もらえるの?

・自分の住んでいる地域の補助金が知りたい

・補助金対象のV2Hメーカーが知りたい

・補助金の注意点や申請方法が知りたい

そんな不安を抱えている皆さんに、少しでも問題解決できるように分かりやすく住宅用V2Hの補助金について解説していきます。

管理者
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【この記事の信頼性】

太陽光業界に2009年から活動している管理者(営業・2種電気工事士)が、メーカーや販売業者、商社から色々情報を入手して、住宅用V2Hの勉強をしたい人向けに、失敗しない住宅用V2H導入方法の解説をしています。

この記事は、住宅用V2Hの補助金に関して、補助金の概要から注意点まで解説をしています。国の補助金、各自治体の補助金情報も載せていますので、補助金を使って金銭面的な負担を軽減していきましょう。補助金が対象のV2Hメーカーもわかりますので参考にしてみてください

この記事を読むメリット
この記事を読んで頂ければ、V2Hの補助金情報がわかりますので、導入を検討の方は、補助金を使って金銭面的な負担を抑えることができます。

令和6年度は、令和5年度補正予算・令和6年度本予算が組み込まれています。令和6年度は経済産業省から発表されており、最大45万円になります。また市区町村でもたくさんの自治体から補助金が出ています。補助金対象のV2Hメーカーはニチコン、長州産業、オムロン、パナソニック、シャープ、長府工産、ダイヤゼブラ電機、デンソー、東光高岳になります。

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V2Hの補助金とは

V2Hの補助金は、電気自動車に溜まっている電気を電源と考え、エネルギー自給率を上げたり、非常時の停電対策や環境問題のために補助金が交付されています。では、どこからV2Hの補助金が交付されているのか解説していきます。

令和6年【2024年】にもらえる補助金

令和6年度は、令和5年度補正予算・令和6年度本予算が組み込まれています。なので、V2Hの補助金には国と各自治体からもらえるでしょう。

国の補助金

令和6年度の国の補助金は「経済産業省」から令和5年度補正予算・令和6年度本予算が組み込まれています。

経済産業省:令和5年度補正予算・令和6年度本予算

経済産業省が発表している補助金は、CEV補助金と言われており「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」として、V2Hに補助金が交付されています。一般社団法人次世代自動車振興センターが運営しています。

では、補助金はいくら出るの?対象条件は?応募期間は?どんな手続きになるの?と気にされると思いますので、解説していきます。

補助額の金額はいくら?

CEV補助金の補助額は最大で45万円になります。ただ、商品によって金額は違います。

主催補助上限額公式HP
経済産業省・設備費:上限30万円(補助率1/3)
・工事費:上限15万円(個人)
詳細を見る
対象条件は?

個人が補助金を活用しV2Hを導入する条件は「設置に関する情報提供」と「災害時における国や自治体への協力」、そして「原則として5年間の保有義務」になります。なので、要請があった場合には情報提供の了承や、災害時等に要請があった場合には、可能な範囲で協力するよう努めることが必要になります。

要請があれば協力し、5年間保有すれば大丈夫でしょう。

公募期間(募集期間)は?

募集期間は決定次第公表されます。不備不足のない申請が必要です。また予算がなくなり次第打ち切りなので、早めに申請をすることをおすすめします。

V2Hを注文する前に申請を出さないといけんませんので、注意が必要です。

申請の手続き

では、どんな申請の手続きがいるのか解説していきます。

 補助金交付申請の募集【センター】
▶最終期限の第一次募集の7月中旬までもしくは、第二次募集の9月末までに、不備不足のない申請をする必要があります。また、予算不足の恐れが発生した場合は受付期間を短縮する場合があります。
② 補助金交付申請【申請者】
※V2H充放電設備の発注前・工事の施工開始前に申請が必要です。
③ 交付申請受付・審査 【センター】
▶申請を申し込んでいきます。
④ 補助金交付決定通知書発行 【センター】
▶交付決定は、不備がない申請を受付してからおおむね1~2か月程度で行います。
但し、申請が集中した場合はさらにかかることもあります。
⑤ V2H充放電設備の発注および設備工事開始 【申請者】
▶V2H充放電設備の発注および設備工事の開始は、補助金交付決定通知書発行日以降であることが必要です。
⑥ V2H充放電設備の設置工事完了・支払完了 【申請者】
▶V2hの工事が終了しましたら、工事日の翌日以降に支払いを完了していきます。
⑦ 実績報告の提出 【申請者】
▶設備工事完了および全ての費用の支払いを完了し、実績報告を2025年1月31日までにセンターに提出する必要があります。
実績報告が期限間際に集中することを避けるため、期限間際ではなく、(工事もしくは支払い)完了の日から30日以内を目途に実績報告をしていただくようお願いします。
⑧ 受付・審査・補助金額の確定 【センター】
▶工事写真や必要書類を揃えて事後申請をしていきます。
⑨ 補助金額の確定通知書発行 【センター】
▶審査完了になれば確定通知書が発行されます。
⑩ 補助金交付(振込み) 【センター】
▶登録した通帳に補助金が交付されます。
⑪ V2H充放電設備(財産)の5年間の保有・運用 【申請者】
▶5年間はV2Hの運用をすることが必要です。

各自治体の補助金

各自治体の補助金は、国とは別に各自治体が設定した内容で、住宅用V2Hに補助金を出しています。なので各自治体ごとで内容が違いますので、購入する前にお住まいの自治体が補助金を出しているか確認しましょう

国と自治体の補助金は併用できる

国と自治体の補助金は併用できます。なので2つの補助金が受給できれば導入コストは大きく下げることができるでしょう。コスト面で諦めていた方は、もう一度検討できるようになるかもしれません

管理者
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補助金を確保するためには、前準備が必要です。早めにV2Hは選んでおきたいですね。

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北海道地区のV2H補助金情報

▶️北海道

東北地区のV2H補助金情報

▶️青森県 ▶️岩手県 ▶️宮城県 ▶️秋田県 ▶️山形県 ▶️福島県

関東地区のV2H補助金情報

▶️東京都 ▶️神奈川県 ▶️埼玉県 ▶️千葉県 ▶️群馬県 ▶️栃木県 ▶️茨城県

中部・北陸地区のV2H補助金情報

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近畿地区のV2H補助金情報

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中国地区のV2H補助金情報

▶️広島県 ▶️岡山県 ▶️山口県 ▶️鳥取県 ▶️島根県

四国地区のV2H補助金情報

▶️香川県 ▶️愛媛県 ▶️徳島県 ▶️高知県

九州地区のV2H補助金情報

▶️福岡県 ▶️宮崎県 ▶️長崎県 ▶️熊本県 ▶️佐賀県 ▶️大分県 ▶️鹿児島県 ▶️沖縄県

補助金対象のV2Hメーカー

補助金対象のV2Hメーカーは、ニチコン、長州産業、オムロン、パナソニック、シャープ、長府工産、ダイヤゼブラ電機、デンソー、東光高岳になります。

ニチコン

ニチコンV2HのEVステーションはラインナップが豊富で住宅用V2Hでは設置しやすいメーカーになります。もちろんV2Hを世界で初めて開発したメーカーでもあるので、実績や信頼性が魅力です。

長州産業

長州産業V2HのラインナップはEVステーションはSMART PV EVO(スマートPVエボ)とマルチV2Xシステムがあります。ライフスタイルに合わせられることが魅力です。

パナソニック

パナソニックV2Hは、トライブリッド式のシステム構成になります。これからパワコンを交換関する方や太陽光発電を設置する方は選びやすいでしょう。

シャープ

シャープV2Hは3連式タイプで蓄電池の連携や後付け設置ができます。またHEMSと掛け合わせることで電気の上手な使い方が可能です。

長府工産

長府工産V2Hは、リブタワープラスでニチコンのOEMになります。ただ独自の20年保証も完備していますので、保証を長くしたい方は魅力です。

ダイヤゼブラ電機

ダイヤゼブラ電機V2Hは、EIBS V(アイビスブイ)になります。ハイブリッドコンディショナで蓄電池やV2Hをコントロールしていきます。

デンソー

デンソーは自動車部品の開発メーカーで、V2H充放電機器を販売しています。実はニチコンのEVパワーステーションをOEMで使用していますので、モデルは一緒になります。しかしデンソーならではのサービスもあり、デンソー製のHEMSと連携が可能天気予報と連携して発電量や電力プランなどの情報から最適に電力のマネジメントも行ってくれます。HEMS機能を活用したい方は、デンソーのV2H充放電機器の選択になってくるでしょう。

東光高岳

東光高岳(とうこうたかおか)は、インフラ向けの変電設備や配電設備を手掛けている会社になります。東光高岳のSmanecoV2Hは非系統連系型のV2Hになります。電力系統の影響を受けず家電機器に給電が可能。

V2H以外との組み合わせで補助金がもらえるエコ商品

2024年度ではV2H以外との組合わせで補助金がもらえるエコ商品があります。それは太陽光発電蓄電池HEMSなどが国から補助金が出ています

ZEH(ゼッチ)に関する補助金

ZEH(ゼッチ)とは、「Net Zero Energy House」の略称で、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。

そこで太陽光発電やHEMSなどを備えることで、ZEH住宅が完成します。蓄電池にも補助金が出ています

管理者
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ZEHの補助金は基本的に新築住宅向けになります。

経済産業省では、「2020年までにハウスメーカー等が新築する注文戸建住宅の半数以上で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」という政府目標の達成に向け、課題と対応策を整理した「ZEHロードマップ」を関係省庁等と共に策定(2015年12月)し、当該ロードマップに基づき普及に向けた取り組みを行っています。

家庭用蓄電池の補助金

家庭用蓄電池とは、太陽光発電の電気や電力会社の電気をバッテリーに貯めて使うことができるシステムになります。

引用:家庭用蓄電池の専門サイト

蓄電池の補助金は、「家庭用蓄電池等の分散型エネルギーリソース導入支援事業費補助金」、通称「DR補助金」が出ています。

主催Sii(環境共創イニシアチブ)
申請期間~2024年10月31日
補助額・目標販売価格(蓄電池+工事費目標価格):14.1万円/kWh(SII登録蓄電容量)
・蓄電池+工事費補助額:3.7万円/kWh(SII登録初期実行容量)
【加算要件】
①性能表示ラベル:0.2万円/kWh
②類焼性:0.6万円/kWh
③レジリエンス(国内セル):0.1万円/kWh
④廃棄の広域認定取得:0.1万円/kWh

よくある質問

V2Hでよくある質問を解説していきます。

補助金の注意点はありますか?

補助金の注意点はあります。各自治体によって工事前申請なのか工事後申請なのか異なります。また工事業者も同市内業者限定などがあります。どこの自治体も予算や件数が決まっていますので、早めの申請が必要になってきます

V2Hの導入時期はいつが良いですか?

電気自動車と太陽光発電があるのなら早めが良いです。よく「これからV2Hの金額は下がるから待ったほうが良い?」という質問をいただきますが、大幅には下がりにくいでしょう。なぜなら太陽光発電のパワコンも価格が下がってないからです。V2Hも電気自動車のパワコンの役目です。これから需要は多くなるが供給量は限られていますので、下がるとしたら販売店や工事業者の企業努力部分になってきます。

V2Hの買い時はありますか?

買い時は、検討している時が買い時です。検討しているということは、買うか買わないか迷っていることでしょう買ったら電気代削減もできますし、停電対策も付いてきます買わなければ何も削減などできません

まとめ

今回は、補助金について解説してきました。現段階では、V2Hに対して国の補助金は出ていますまた都道府県や市区町村も出ている地域がありますので、お住いの地域で補助金が出ていれば検討する価値はあるでしょう

ただ、条件が異なりますので、しっかりと申請方法などを確認していくことが大事です。

また補助金があるからといって設置業者を適当に選ぶと補助金の意味がなくなることもあります。それは、購入金額が高いと意味がなくなるということです。なので、設置業者の見極めが大事になりますので、相見積もりは必須です。

V2Hを導入する際には、失敗しないように上手に導入していきましょう

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監修

エコアドバイザー
『誠実さ・正直に・価値提供』という思いでみんエネ倶楽部を運営しています。営業経験やメーカーの情報、施工業者の情報など1次情報をはじめ、住宅用V2Hのお得な情報や正しい情報など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。住宅用V2Hのことでお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

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