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V2Hと充電設備の違いは何?どちらが良いの?11項目徹底比較!

V2Hと充電設備の違いってなに?と悩んでいませんか?

こんなお悩みがある方

・V2Hと充電設備の違いが知りたい

・V2Hと充電設備どちらが良いの?

・V2Hと蓄電池どちらが良いの?

そんな不安を抱えている皆さんに、少しでも問題解決できるように分かりやすくV2Hと充電設備の比較について解説していきます。

管理者
管理者

【この記事の信頼性】

太陽光業界に2009年から活動している管理者(営業・2種電気工事士)が、メーカーや販売業者、商社から色々情報を入手して、住宅用V2Hの勉強をしたい人向けに、失敗しない住宅用V2H導入方法の解説をしています。

この記事は、V2Hと充電設備の違いを11項目比較してお伝えしていきます。

この記事を読むメリット
この記事を読んで頂ければ、V2Hと充電設備の比較が分かりますので、どちらが良いのか分かることでしょう。

V2Hと充電設備の違いは、放電ができるかどうかです。V2Hは充電も放電もできるので充放電設備、充電設備は充電のみの設備です。

また、他にも比較する項目が11あり、「設備」「受電方式」「最大出力」「対応車種」「太陽光発電」「電気代削減」「停電対策」「充電ケーブルの有無」「設置場所」「安全性・セキュリティ対策」「価格」があります。

V2Hと充電設備どっちが良いのかと言いますと、ライフスタイルによっておすすめは変わってきます。太陽光発電があったり、電気代も下げたいとなればV2Hになってきます。

また、蓄電池と比較するなら電気自動車を持っているかどうかです。V2Hは電気自動車がなければガラクタなので、ない場合は蓄電池が良いです

またV2H(充放電設備)や蓄電池を最安価格で設置する方法は相見積もりを取ることです。エコ×エネなら人気販売施工会社の見積もりが無料で取得できますので、良ければ活用してみて下さい

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V2Hと充電設備の違いは放電できるかどうか!

V2Hと充電設備って何が違うのか気になる方のいることでしょう。V2Hと充電設備の違いは、放電ができるかどうかです。放電とは、電気自動車に溜まっている電気を家に送ること。そうすることで、家の電気代を削減することができます

充電設備とは充電器

充電設備とは、名前の通り電気自動車に充電をする設備になります。また一般住宅で取り扱う充電設備は、100V・200V普通充電機器、高出力普通充電器があります。

V2Hとは充放電器

V2Hとは、「Vehicle to home」(ビークル トゥ ホーム)の略称で、「乗り物(Vehicle)から家(home)へ」という意味で充放電設備になります。電気自動車に蓄えられた電気を家に送ったり、電力会社の電気や、太陽光発電の電気を電気自動車に蓄えたりできる充放電器になります。

V2Hの仕組み

V2Hと充電設備の違いを比較11選

では、V2Hと充電設備の比較をしましたの解説してきます。比較項目としては11つあり、「設備」「受電方式」「最大出力」「対応車種」「太陽光発電」「電気代削減」「停電対策」「充電ケーブルの有無」「設置場所」「安全性・セキュリティ対策」「価格」があります。

V2Hと充電設備の比較11戦
設備
EVコンセント

V2H(充放電設備)
設備充電設備充放電設備
受電方式100V / 200V200V
最大出力3kW6kW
対応車種多い限られる
太陽光発電相性良い相性抜群
電気代削減できないできる
停電対策できないできる
充電ケーブルの有無必要搭載
設置場所屋外壁掛け屋外単独
安全性・セキュリティ対策できない物もあるできる
価格約5万円〜30万円約80万円〜180万円

設備

設備に関しては、どんな設備なのかという項目です。充電設備は、充電のみができ、V2Hは充電と放電することが可能です。放電は、電気自動車の電気をご家庭に送りますので、電気代の削減につながります

商品
EVコンセント

V2H
設備充電設備充放電設備

受電方式

受電方式に関しては、100Vや200Vを指し、単相式や三相式があります。基本的に一般住宅であれば充電設備やV2Hは200Vの交流単相式になります。

商品
EVコンセント

V2H
受電方式100V / 200V200V

最大出力

最大出力に関しては、充電する時の出力になります。数字が大きければ大きいほど充電時間が早いです。V2HはEVコンセントの倍の出力がありますので、倍速で充電することができます

商品
EVコンセント

V2H
最大出力3kW6kW

対応車種

対応車種に関しては、電気自動車に対応している車種かという項目になります。EVコンセントは基本的に電気自動車に対応できますが、V2Hは差し込み口がチャデモを使用していますので、対応車種が限られます

商品
EVコンセント

V2H
対応車種多い限られる

太陽光発電

太陽光発電に関しては、相性が良いかどうかの項目になります。EVコンセントは太陽光と相性が良いです。ご家庭で発電した電気を電気自動車に充電していきますので経済的にも環境的によ良いです。V2Hは、さらに相性抜群太陽光発電の電気を充電したり、電気自動車に溜まっている電気をご家庭に送って自給自足の生活に近づけれます。

商品
EVコンセント

V2H
太陽光発電相性良い相性抜群

電気代削減

電気代に関しては電気代削減ができるかどうかです。EVコンセントは充電しかできないので、電気代の削減ができません。一方、V2Hは電気代の削減ができます電気自動車に溜まっている電気をご家庭に送ることで、そのぶん電力会社から電気を買わなくて良いです。

商品
EVコンセント

V2H
電気代削減できないできる

停電対策

停電になった場合、EVコンセントでは電気自動車の電気をご家庭では使えませんV2Hは切り替えを行えば電気自動車の電気を停電時でもご家庭で使うことができます

商品
EVコンセント

V2H
停電対策できないできる

充電ケーブルの有無

充電設備はコンセントしか設置しません。なので別で充電ケーブルを購入する必要がありますV2Hはケーブルが搭載されていますので、購入しなくて良いです。ちなみに7.5mのケーブルになります。

商品
EVコンセント

V2H
充電ケーブルの有無必要搭載

設置場所

設置場所に関しては、充電設備は外壁やパーポートの柱に設置していくことが基本です。V2Hは重量がありますので、基礎をしてから本体を設置していきます。

商品
EVコンセント

V2H
設置場所屋外壁掛け屋外単独

安全性・セキュリティ対策

安全性・セキュリティ対策に関しては、充電設備はあくまでコンセントと一緒なので商品によっては誰でも抜き差しできる状態です。盗電させるケースも出てくることでしょう。なので、いたずら防止付きの充電設備にする方も多いです。V2Hはロック機能がありますので、第三者による捜査等を防ぐことができます安心して使うことができるでしょう

商品
EVコンセント

V2H
安全性・セキュリティ対策できない物もあるできる

価格

価格に関しては、EVコンセントの費用は約3万円〜30万円になってきます。EVコンセントは駐車場に設置することが多いので、電線が長ければそれだけ費用が増していきます。また商品によっても費用は異なってきますV2Hの費用は、約80万円〜180万円になります。V2Hも機能面や操作性、保証が良い商品ほど価格は上がっていきます安い高いで判断せずに「価値があるかどうか」で判断することが望ましいです。

商品
EVコンセント

V2H
価格約3万円〜30万円約80万円〜180万円

V2Hと充電設備どっちが良いの?

V2H(充放電設備)と充電設備はどちらが良いのか気になる方もいると思いますので解説していきます。

結論としては、ライフスタイルによっておすすめは変わってきます例えば、一般住宅で太陽光発電を設置しており、電気代も下げたいとなれば自ずとV2Hになってきます。しかし、太陽光発電はなく今後も設置する予定がなければ充電設備で十分でしょう。

管理者
管理者

僕は太陽光発電を設置しており、V2Hを導入!電気代の削減にも繋げています。

V2Hと蓄電池はどっちが良いの?

では、V2Hと家庭用蓄電池だったらどちらが良いの?という内容です。結論から言いますと電気自動車を持参しているご家庭ならV2Hがおすすめになります。しかし、電気自動車を持っていないのなら家庭用蓄電池の選択になってきます。V2Hは電気自動車の充放電設備なので電気自動車がなければ意味がないです。また、太陽光発電があればなおさらV2Hが良いですね。余剰電力を電気自動車に貯めることができるので、電力会社から電気を買わなくて済みます。

V2Hのメリットデメリット

V2Hにはメリットやデメリットもありますので、確認しておきましょう。

V2Hのメリット

V2Hのメリットは8つあります。

V2Hのメリット8選

  • 電気代の削減ができる
  • 停電時でも電気が使える
  • 電気自動車(EV車)に充電できる
  • EV車に溜まっている電気を家で使える
  • 蓄電容量が大きい
  • 充電時間が早い
  • 太陽光発電の余剰電力を有効活用できる
  • 環境に良い

V2Hのデメリット

V2Hのデメリットは5つです。

V2Hのデメリット5選

  • 電気自動車が必要
  • 対応車種が限られる
  • バッテリー劣化
  • 設置場所の確保がいる
  • 設置費用がかかる

V2Hに対応している電気自動車

V2Hに対応している電気自動車ってどこがあるのか紹介していきます。電気自動車を買ったけどV2H非対応だったとなれば非常に落ち込むことでしょう。なので、どこ車種が対応しているのかは確認必須項目になります。

V2Hに対応している主な電気自動車
車種蓄電容量充電上限充電下限走行距離1kWhあたりの電費

リーフ
・24kWh
・30kWh
・40kWh
・62kWh
100%未満約10%200km〜458km約7.0〜10km/kWh

アリア
・66kWh
・91kWh
100%未満約10%470km〜610km約7.0〜10km/kWh

サクラ
20kWh100%未満約10%180km約10km/kWh

eKクロスEV
20kWh100%未満約20%180km約10km/kWh

プリウスPHV
8.8kWh100%未満約0%
(実際は10%ほど)
68.2km約7.7km/kWh
充電上限:(蓄電容量に対する充電許容値)、放電下限:(蓄電容量に対する放電許容値)

充電設備の価格

充電設備はパナソニックがメインで取り扱っています。コンセントタイプやBOX収納タイプ、スタンドタイプ、高出力タイプがあります。では、各充電設備の商品価格は約2,500円〜約200,000円になります。また商品代に工事費用がかかりますのでご注意です。

EV・PHEV用充電設備ラインナップ
商品受電方式最大出力対応車種充電ケーブル設置場所セキュリティ商品価格


WK4322
100 / 200V0.6~3.2kW多いなし壁設置×詳細を見る


WK4422
100 / 200V0.6~3.2kW多いなし壁設置詳細を見る


BPE021
100 / 200V0.6~3.2kW多いなし壁設置詳細を見る


BPE221
100 / 200V0.6~3.2kW多いなし壁設置詳細を見る

DNM021
100 / 200V0.6~3.2kW多いなし独立設置詳細を見る

DNH326
200V3kW・6kW多いあり壁設置詳細を見る

V2Hの補助金

V2Hを導入する際、国や各自治体から補助金が出ています。国と各自治体では補助額や条件が違いますので、確認しておきましょう。

国からでている補助金

国の補助金は、「経済産業省(CEV補助金)」と「SII(DP補助金)」があります。

経済産業省

主催名称補助上限額公式HP
経済産業省CEV補助金「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」・設備費:上限75万円(補助率1/2)
・工事費:上限40万円(個人)
詳細を見る

Sii(環境共創イニシアチブ)

主催名称補助上限額公式HP
Sii(環境共創イニシアチブ)DP補助金「電気自動車の充電シフト実証事業」・V2H本体:上限75万円(補助率1/2)
・工事費:上限40万円
・実証協力金:6万円
詳細を見る

自治体からでている補助金

各自治体の補助金は、国とは別に各自治体が設定した内容で、住宅用V2Hに補助金を出しています。なので各自治体ごとで内容が違いますので、購入する前にお住まいの自治体が補助金を出しているか確認しましょう

V2Hの価格

気になるV2Hの価格についても説明していきます。V2Hはタイプによって価格は違いますが相場価格とすれば80万円〜180万円ぐらいになりますタイプの選び方はご家庭によって必要な機能など違いますので、ライフスタイル見合ったタイプを選んでいきましょう

V2Hの設置費用

次に設置費用について解説していきます。V2Hは商品を設置して工事が必要になってきます。V2Hの工事は電気工事になりますので、専門資格を持った電気工事士が工事を行っていきますV2Hの設置費用は約25万円〜40万円が相場価格になってきますただし、ご家庭によってはさらに追加費用がかかることもありますので、正確な価格が知りたい方は、何社か相見積もりを取って自分の家の相場価格を知ると良いでしょう

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まとめ

今回は、V2Hと充電設備の比較をして違いを解説してきました。

V2Hと充電設備の違いは、放電ができるかどうかです。V2Hは充電も放電もできるので充放電設備、充電設備は充電のみの設備です。

また、他にも比較する項目が11あり、「設備」「受電方式」「最大出力」「対応車種」「太陽光発電」「電気代削減」「停電対策」「充電ケーブルの有無」「設置場所」「安全性・セキュリティ対策」「価格」があります。

V2Hや充電設備、蓄電池ではどれが良いかと言いますと、ライフスタイルによっておすすめは変わってきます太陽光発電があったり、電気代も下げたいとなればV2Hになってきますし、電気自動車がなければ蓄電池になります。

V2H(充放電設備)や蓄電池を最安価格で設置する方法は相見積もりを取ることです。エコ×エネなら人気販売施工会社の見積もりが無料で取得できますので、良ければ活用してみて下さい

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監修

エコアドバイザー
『誠実さ・正直に・価値提供』という思いでみんエネ倶楽部を運営しています。営業経験やメーカーの情報、施工業者の情報など1次情報をはじめ、住宅用V2Hのお得な情報や正しい情報など、皆様のお役に立てるよう日々業務に取り組んでいます。住宅用V2Hのことでお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

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